北朝鮮のソックリさん
《リード》
先日のニュースを聞いていて、「NHKの内部は実は北朝鮮そっくりになっているのではないか?」と思った。
《本文》
わが家では毎朝NHKラジオ第一放送がタイマーで鳴り出す。それを出かける直前まで聞いている。だが、その習慣を考え直したくなってきた。
先日のNHKラジオのニュースを聞いていて思ったことを書いておく。
NHKラジオ第一放送朝のニュースはこんな展開だった。
トップニュース「北朝鮮の無責任な姿勢を非難する」
次のニュース「天皇皇后両陛下の金婚式を祝う」
その構成は骨格において北朝鮮のそれと変わらない。同じ日の北朝鮮のニュースはこうだった(はずだ)。
トップニュース「日本やアメリカの北朝鮮への非難を排す」
次のニュース「衛星打ち上げ成功に導いた金総書記の指導を讃える」
よくこういうことを経験する。
同じグループの中にとんでもないヤツがいて、下品で自己中心的で、そいつのおかげで皆がイヤな思いをし、迷惑を被るというようなことが繰り返し起こるのだが、そいつは全く気に留めている様子もない。みんな腹に据えかねて、彼の非常識やアクドさを指弾し始める。最初は遠慮がちにやや遠回しにやんわりと。だが、一向に効き目がないとなると、だんだん言い方も直接的に、激しいものになっていく。……それでも期待する効果がないとなると、上品なポーズをかなぐり捨てて口を極めて大声で罵るようになる。
……そして反省することになる。「こんな言い方しちゃあアイツと変わらないよな。恥ずかしい」
これと同じような流れが出来ている気がする。
ムキになって敵を非難しているうちにいつの間にか敵とそっくりな顔になってしまう―—そういう逆説の再現である。
「オニを退治するのは桃太郎」というのが日本の昔話にはあった。オニに反省を促すような桃太郎的振る舞いが可能なのかどうか、国際政治の世界は甘くはあるまい。だが、オニを呪うことにのめり込み過ぎるとオニの顔になってしまうというのも確かなことのように思える。
期せずして迎撃ミサイルの実効性について議論が起こったことは注目に値することだったのではないか? NHKはそこに焦点を当てて、日本の防衛のあり方について再論議を提起すべきだったのではないか? そういう大切な契機を黙殺して、硬直した放送を繰り返すしか能がないとすれば、お金を集める資格はないだろう。日本のためになるニュースをNHKには流して欲しい。それが放送料をとっている責任というものであろう。
NHKは北朝鮮と同じ「愚」に陥っていないだろうか?
もしそうだとすれば、NHKの内部は実は北朝鮮そっくりになっているのではないか?
そんな北朝鮮のそっくりさんに金を出して「いい放送してね」とみんなニコニコとお願いしているのだとすれば、滑稽を通り越して恐ろしいことだと思わないだろうか?
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コメント
その通り
投稿: 香川 | 2009年4月15日 (水) 08時50分